2023.3.11(土)筆箱づくり① 追悼展の観覧

すっかり春めいてきたなと思ったら、
Tシャツで登場の子もチラホラ🌞
今日も元気に工房が始まりました!!

今月のテーマは『ふで箱』
新学期に向け、木のふで箱をつくります

ギター屋さんからの端材がフタになっていて、素敵です✨✨

今回は、構造のみ統一、フタのデザインやサイズは自由にしました。
それぞれ完成の姿を頭の中で設計して、材料を切り出していきます。

【ノコギリ】
木工の基本ノコギリ、釘打ちと共に先ず慣れてもらいたいです。
力を入れなくても楽に切れる方法や、危険のない方法のみ伝え、
あとは使っていくうちにそれぞれのスタイルが出てきます。

【試行錯誤】
土曜日の「テーマ制作」のクラスは、テーマがあって皆で同じものをつくります。
といっても、あらかじめ材料が揃っている「キット工作」ではありません。
制作の過程において、それぞれが試行錯誤をすることになります。

「このくらいの大きさにしたいから何センチで…」
「側面がここにつくから、高さはこのくらいで…」
「フタはこんな感じで開閉式にしたいな」

考えながらつくっていく。
ヒントを伝えることはありますが、正解はありません。
手とアタマを動かす子ども達の様子を集めてみました。

【道具選び】
試行錯誤する中で、道具も自分で選ぶことになります。
穴をあけたり、溝を彫ったり、刃物のついた危険なものを多いので、
先ず、スタッフが見本を見せ注意事項を伝えてから実際にやってもらいます。
海賊船では、「危ないので使わない」ではなく
「危ないので使い方を覚える」です。
にぎやかにしていても、道具を使う時は目線と指先に緊張感が高まります。

バンドソーやボール盤など、電動系は初めこわいけど、
「できた!!!」の感動も大きいです。


■□■追悼展の観覧■□■

そして、本日は開催中の『川合英治追悼展』を皆で観覧しました。
保護者の方も何名かご参加くださいました。

先ずは、受付でパンフレットをもらって、モニターを見たり、
川合先生の世界旅行の様子を見たりしました。

「世界の楽器体験コーナー」で遊んでみました
豆や、小石、木の実など、素材が素朴でおもしろい!
現地で演奏されているところが想像されます♪♬♪♬


川合先生がライフワークとして世界中に足を運び集めてきた
手づくりのおもちゃがたくさん展示されています

世界中で撮ってきたモノづくりの現場の動画を視聴できるコーナーもあります

最後はこのコーナー
川合先生のつくったおもちゃの展示や、
1977年の出航以来、海賊船と共に歩んできた軌跡が紹介されています。


豊田市から間伐材を運んできてつくったお城です

闘病中も最後まで作り続けた風車。
川合先生と共同制作のコーナーです。
モノづくり後もまたモノづくり。
サスガ!海賊船の子ども達はつくるの好きですね~

ふーーーー💨 うまく回るかな?


海賊船は今後も【子ども達がモノづくりを楽しむ場所】であり続けたいとおもっています

川合先生ありがとうございました

【K】