「ビーチサンダル」もいいけど、夏の履物といえば「下駄」ですよね
本日は1回2時間半で下駄をつくっていきます
もちろん観賞用ではなくて、実用品をつくります!!
【①型取り】
型紙は3種類 それぞれのサイズ合った型を選び、板に線を引きます
線を引くと同時に、釘穴、鼻緒を通す穴の位置も印をつけます
【②カット】
板をカットします
みんな工具を持った時は真剣なまなざし
立って、座って、足上げて
いろんなスタイルで切っています
このクラスでは、手順や角度など、アドバイスはしますが「この姿勢が正解」という教え方はしていないです
「ノコギリの音」や「おが屑の出方」を手掛かりに、力まず、真っすぐに切れる方法を試行錯誤のうえ、身体で覚えていきます
素材や切り出すものによっても、ノコギリの使い方は変わるしね
あとは視界に入ってくる「他の子の切り方を見る」というのも、
上手くなるコツだし、教室のいいところだと思います
「よっ!」「ほっ!!」
危なくない、楽な切り方を覚えていってね~
【③穴あけ】
本日メインの穴あけ
前回はボール盤のドリルで盛り上がりましたが、
今回は伝統的な小物づくりという事で
伝統的な?昔ながらの道具を使ってみます
コレ↑↑ 見るからに年季が入っていてカッコいいですね☆☆☆☆☆
「クリコ錐(きり)」「クリックボール」「手動ドリル」
色々な名前で呼ばれています
全員初体験🔰 みんな興味津々✨✨
手にしたら、こうしたくなるよね!
さあ、やってみよう!
下の板が回っちゃうので、2人一組で穴あけ作業を行いました
一瞬で穴の開く電動ドリルと違い、ハンドルを回すとメリメリと
削られた木くずが盛り上がってくる様子がおもしろかったね
↓こうやって顎を乗せることで、重心を取り、荷重をかける「技」をある子が発明💡
「アゴ乗せ回し」流行っていました!
↓こちらは「下の板が回っちゃう事」を利用して「ベイブレードー💫」と大盛り上がり
↓木っ端で積み木をつくって遊んだり…
↓上からの眺めを楽しんだり…
この辺りから、時間が気になり、「巻き」に入りました⌛!!!
今日は休憩ナシです💦💦
【④歯の取り付け】
慣れてない子は錐で下穴をあけてから、
慣れている子は板の厚みに合わせた釘を自分で選んで、釘打ちで歯を取り付けます
【⑤鼻緒の取り付け】
本日2個目のメイン ウエスひもを三つ編みして鼻緒をつくる
膝の上で、クランプを机に固定して、先に下駄の穴に入れて固定してから…
それぞれ工夫しながらつくっていました
【⑥装飾】
余裕のある子は焼きペンで模様や名前を刻印しました
↓「和」ですね 色使いも「粋」
【⑦完成👣】
↓黒の鼻緒は「雪駄」みたいで後ろ姿もカッコよかったよ👍
↓体験で来て、楽しくつくってくれました
只今、当教室は午後の部の体験を受け付けています(体験料1,500円)
開館時間内に電話(0561-76-6879)いただくか、メールにてご予約承っています
↓暑い日だったこともあり、靴を脱いで下駄で帰る子も多かったです
下駄を履きなれていない子ども達が少しおぼつかない様子で歩く姿が愛らしかったです
また、板の上を下駄で歩くカランコロンと響く音は、とても風情がありました
お祭りや日常でも履いてくれるといいな~
鼻緒が切れたら「すげ替え」に来てね
6月は2回シリーズで「椅子」をつくります
(K)