2021.1.9(土)アルミ缶でつくる壁飾り

あけましておめでとうございます!!
本年もよろしくおねがいいたしますm(. .)m

川合先生、実は、毎年「手作りおもちゃ探しの旅」に出かけているので、
お正月を日本で迎えるのは数十年ぶりだそうです!

今回テーマは「アルミ缶の壁飾り」

いつもは、何気に飲んでポイってしちゃうあれですね。

産まれた時から「大量生産」「大量消費」「大量廃棄」社会に暮らす子ども達に、
リサイクル素材を使うことで、これからの地球環境について、体験的に考えて欲しい、
そんな想いがあります。

さあ、始めましょう!

よく見ると、一口にアルミ缶といっても、デザインはもちろん、表面がぼこぼこしていたり、
厚みが違ったり、いろいろあるんですね~

そして、今回、素材はベニヤ板とアルミ缶のみというシンプルなテーマですが、
使う【道具】が多岐にわたりました。

切断に使うのは
【はさみ】


【カッター】(折り目を入れて手で裂きます)


【ペーパーカッター】

接着には
【接着剤】や【両面テープ】

模様をつけるのは
【マイナスドライバー】

【クギ】

浮いてこないように【おもり】(線路のレールです!)



海賊船では大体のテーマを示したら、キット工作ではないので、
自分のイメージする作品に向かって手を動かしながら、
そこまでのプロセスや道具も各々考えていきます。
突然ですが、本日の制作中の小話を2つ

①「覚える」と「考える」

冬休み「宿題大変だった~」と話す子ども達に、

学校の勉強はどちらかというと「覚える」こと。
答えも似通っている(正解がある)

海賊船での制作は「考える」こと。
方法も工程も皆違う(正解はない)

これからの社会ではこちらが大切になってくるよ。

そんな話をしながら進めます。

②世界の子ども達

冬休み「お年玉もらってゲームして過ごしたよ!」という子ども達に、
川合先生が出会ってきた、世界の子ども達が、お家の手伝いや、
仲間と「創造的」かつ「能動的」に遊ぶ様子を伝え、
世界のどこかににいる、同じ時代を生きるお友達について、想像力を刺激します。
文字にすると、小難しい感じになってしまいますが、
ここに通う子どもたちは、きっと雰囲気で感じ取ってくれているのかなぁ?

例えば、折り紙が得意なリーダーの作品に刺激され、
どんどん想像/創造の世界を広げる子どもたち。
そこには成績も正解も、もちろんありません。

あと、たまにあるのですが、今日も、
30年前にご自身が工房に通っていた方が、お子さんを通わせたい
とお問い合わせがありました。

約半世紀で数万人の子ども達に関わってきた川合先生、
一貫した理念と行動が、脈々とどこかで生きていると思うと嬉しいですね!

そうこうしているうちに完成です!

クワガタの名前長すぎて忘れた~(>_<)↑




↑プルタブがいいアクセントに!


土台カットしてみた。 カッコイイね! ↑

サムネに使わせてもらった作品↑ かわいい♪

そして、終わった子から次のテーマに取り組んでいます。
ボール盤で穴をあけて、、、


何ができるのかな?
お楽しみに!

【お知らせ】
土曜日のテーマ制作工房
午前 9時半~12時
午後 1時15分から3時45分

日曜日の自由制作のクラスにステップアップする子がいたりするので、
午前午後とも数名の空きがあります。
先ずは、体験から!
(詳しくはコチラ)

次回は1月23日(土)
作り始めた子は材料を忘れないように持ってきてください。
壁飾りが完成していない子は少し早く来てください。

(K)