2022.6.25 (土)空き缶太鼓

土曜日の教室を見届けたのかな?

2022年6月11日(土)約一年、闘病されていた川合先生が、
旅立たれました。

45年前、この地に「海賊船」を開校させて以来、たくさんの子ども達やスタッフの乗船、下船を見守り、文字通り世界中を航海し続けてきた川合先生、本当にありがとうございました。

この日は、会員メールで先生の訃報をお知らせしてから、はじめての教室。
子ども達も、親御さんたちも、「さみしい」と口々に、そして、「ここに来たら先生に会える気がして」という感じで来られました。

一番乗りで来てくれたK君、海賊船の中や外をグルグル、
「うん!」と強く頷き「みんなが来たらやりたいことある」と。

全員が来るのを待ち、皆を外に誘導。
「あそこが一番天国に近いから、先生にお祈りしよう」とアスレチックのテッペンに集まることになりました。

久々のアスレチックにお猿さん化しちゃう子、「いてっ!」頭をごっつんこしちゃったり、いつもと違う動きにワイワイしながら登り、皆がそろったところで「手を合わせて…」「いただきますじゃないよ!」とここでもにぎやか。

「黙とう」
K君の一言で、皆、天に向かって手を合わせました。


このあと、少しヨーコ先生からもお話があり、本日の教室スタートとなりました。

今回は「空き缶太鼓」
簡単にいうと、空き缶の片面、または両面に紙を貼った太鼓です。

先ずは「缶切り」で蓋を取り除きます。
プルトップ世代の彼等、この「缶切り体験」実は、経験がないとなかなか難しい。苦戦していました。

切り口は危ないので、トントンしておこうね

紙を水に浸して、乾く前に貼るよ。
障子貼りのやり方だね。

子ども達の、スイッチ入ったときの顔が好きです!
「モノづくり」する人の顔ですね

少し、あそんだりもして…

はい!完成です✨✨

↓写真だと分かりにくいけど、缶のキラキラが透けるように☆星形☆が切り抜いてあります。

↓昼&夜






↓だまし絵 どちらも顔!!


↓広ーい海のイメージが広がります

↓観戦に使ってね

↑最年長、土曜クラス最長在籍のKちゃん
↓5年前、こんなだったね

土曜日のテーマ制作工房では、川合先生の残してくれたレシピを元に、
今後も様々なテーマを通して、子ども達にモノづくりの楽しさ、醍醐味を体験してもらえたらとの想いを胸に取り組んでいきたいと思っています。
今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い致します。

(K)