新緑の眩しい季節になりました
今回のテーマは『金太郎の五月人形』
昨年からいる子たちは、ボール盤で車軸用の穴あけからはじまりました
本日は
1(体験の子 取材の子ども達もいて)定員オーバー
2(こどもの日に間に合うよう)本日中に仕上げなければいけない
3午後から子供会の予約あり
ということで、後はノンストップで進んでしまいました。
丁寧に写真が撮れず、手元だけ撮ってみました
ノコギリで切る 調整する 型を取る 釘を抜く
色を塗る ハサミで切る ヤスリを使う 折り紙を折る ノリで貼る
釘を打つ 模様を貼る 穴に棒を通す 食べる!
いろいろな「手」の働きがありますね
とつぜんですが、実は館長はこんな本を書かれています↓
『子どもの手を返せ』 日沖隆 川合英治 新風舎 (「数納賞第20回記念特別賞」受賞)
人間の歴史は「手の歴史」だったともいえる。手が道具を産み出し、火を使用し、あらゆる産業を創造してきた。 ー中略ー 遊びの条件(時間・空間・仲間)を奪い、「手」を奪えば、子どもの非主体性を嘆く資格は大人たちにはもうない。今一度、私たち大人は子どもの文化状況を子どもの手から生まれる遊びとしてとらえ直し、「子どもの手を返せ」と自己啓発しなければならない。
過剰で便利なモノたちに奪われた心を、モノづくりの行為で奪い返す、豊かな物質に囲まれ「手を使う」必要性を喪失していく子ども達へ、少しでもモノへの認識を深めさせたいと、20年間、子どもの生活工房の運営にあたってきた
ー本文より
こんな感じで、昭和52年に出航した海賊船の活動理念や、創造的活動のあり方への考察が書かれています
また、当時の海賊船の子ども達が、今よりも、もっとダイナミックで主体的に「手」を使っていた様子が伝わる写真を見ているだけでも面白い!
丸太からノミ一本で臼づくり (*_*)!!
ということで、これからも「手」をたくさん使っていきましょうね~~
★☆★完成★☆★
↑右下のデンデン太鼓は、海賊船オリジナル「FIFAワールドカップ」応援グッズ
5月19日の中日新聞こどもウィークリーに作り方が載るそうです
↑「けらい」も同乗した鯉のぼり車
金太郎は指揮をとるだけだって!
5月5日は開館41周年記念日
恒例のこどもの日イベントがあります
午後の部に若干名空きがあるようなので、是非、お問い合わせください
(K)
※すみません 満席だそうです
ゴールデンウィーク中も開館しているので、是非遊びに来てくださいね!